地域と一体の4年制大学に(H10 5月)

 平成6年、川内市に開学した鹿児島純心女子大学
は、今年3月第一期の卒業生を送り出した。
 大学誘致は、4年制大学の空白地帯と言われた
九州西南地方にあって、川内市と鹿児島純心女子
学園との公私協力方式プロジェクトであった。
広大な用地の買収、造成・建築工事、文部省への
設置認可申請など、膨大な事務作業が地域住民の
協力と議会の理解のもとに進められた。
当時の学校法人関係者の昼夜を分かたぬ努力を
思うと、今でも胸に熱く迫るものがある。
 4年前の開学は市民長年の悲願であったが、大学
誘致の本旨からすれば、ひとつのプロセスであり、
将来にわたり地域と一体の高等教育機関として育
てていくことが肝要であり、われわれの使命である
と思う。
 また4年制大学設置は高学歴化の推進する時代の
要請であり、鹿児島純心女子大学が名実ともに
南九州の若者集積のシンボルとして発展を続けて
ほしいと願う。